甲状腺と私

甲状腺の病気・バセドウ病を発症して15年。身体と心の治療日記を綴っていきます。

バセドウ病⑤治療方法ー投薬治療ー

バセドウ病治療方法は、私の知る限り大きく3つに別れます。

 

①投薬治療

・抗甲状腺薬(メルカゾール・チウラジール/プロパジール)

甲状腺ホルモンを抑える働きがあります。

TRabによって甲状腺が刺激され、過剰にでた甲状腺ホルモンを抑制する事で、司令塔のTSHの働きも上がってきます。

注意点としては、妊娠を希望する場合、必ず医師に相談すること。

また、肝臓や白血球に影響がでる恐れがあるので、毎回の血液検査で肝機能と白血球数も必ず調べます。

私は、メルカゾールを15年処方されています。

 

ヨウ素剤(ヨウ化カリウム

ヨウ素は、甲状腺ホルモンの材料のひとつですが、ヨウ素を大量投与する事で、甲状腺ホルモンの数値を下げます。

注意点としては、長期投与で、甲状腺ホルモンが増加する恐れがあるということです。

私は、薬の飲み忘れによる状態悪化の度に処方されていました。

個人的なイメージとしては、抗甲状腺薬と一緒にピンポイント的に使用されるものという印象です。

 

バセドウ病を発症すると、まずはこの投薬治療から開始されるケースが多いようです。