甲状腺と私

甲状腺の病気・バセドウ病を発症して15年。身体と心の治療日記を綴っていきます。

バセドウ病漢方治療②第四の選択肢を探して

漢方治療の続き

中途半端に漢方に手を出したり、引っ込めたりしていた私ですが

 

今年の春、ついに「甲状腺全摘出」を言い渡されたのです。

今まではアイソトープ治療と言われていたのに

私の場合、アイソトープ治療で甲状腺を小さくしても、再発の可能性が高いのだそう。

 

手術を言われても

薬を飲み続ければ大丈夫なんでしょう。やんわり逃げ続ければいいや

そう、内心思っていました。

 

しかし、同時期に衝撃の事実を知ります。

知り合いが、数年前にメルカゾールの副作用で命の危機に陥ったという事。

彼女は、私よりも更に忙しい人で、仕事で全国を飛び回っています。

だから、バセドウ病の症状が合っていたと話していました。

 

バセドウ病の症状は言ってしまえば、常にエネルギッシュである事。

バセドウ病が私に合っているーなんとなくその感覚が分かるような気がします。

バセドウ病になる方は、忙しい方、頑張りすぎる方が多いような気がします。

周りに与える印象も「元気」。だから、病気と伝わりにくいのですね。

 

彼女は結局、その場でアイソトープとなり、今は甲状腺ホルモン剤を服用しています。

話を聞くと、多忙に任せてメルカゾールを飲んだり飲まなかったりという事があったそう。それも副作用が出た事に関係しているかもと言っていました。

 

薬を飲み続けていればいいー

私の安易な考えは、この出来事で引っくり返され

いよいよ、本気で決断を迫られていました。