バセドウ病漢方治療②第四の選択肢を探して
漢方治療の続き
中途半端に漢方に手を出したり、引っ込めたりしていた私ですが
今年の春、ついに「甲状腺全摘出」を言い渡されたのです。
今まではアイソトープ治療と言われていたのに
私の場合、アイソトープ治療で甲状腺を小さくしても、再発の可能性が高いのだそう。
手術を言われても
薬を飲み続ければ大丈夫なんでしょう。やんわり逃げ続ければいいや
そう、内心思っていました。
しかし、同時期に衝撃の事実を知ります。
知り合いが、数年前にメルカゾールの副作用で命の危機に陥ったという事。
彼女は、私よりも更に忙しい人で、仕事で全国を飛び回っています。
だから、バセドウ病の症状が合っていたと話していました。
バセドウ病の症状は言ってしまえば、常にエネルギッシュである事。
バセドウ病が私に合っているーなんとなくその感覚が分かるような気がします。
バセドウ病になる方は、忙しい方、頑張りすぎる方が多いような気がします。
周りに与える印象も「元気」。だから、病気と伝わりにくいのですね。
彼女は結局、その場でアイソトープとなり、今は甲状腺ホルモン剤を服用しています。
話を聞くと、多忙に任せてメルカゾールを飲んだり飲まなかったりという事があったそう。それも副作用が出た事に関係しているかもと言っていました。
薬を飲み続けていればいいー
私の安易な考えは、この出来事で引っくり返され
いよいよ、本気で決断を迫られていました。