甲状腺と私

甲状腺の病気・バセドウ病を発症して15年。身体と心の治療日記を綴っていきます。

バセドウ病⑧治療方法-私が思ったこと-

ここまで、3つのバセドウ病治療法をお伝えしてきました。

 

①投薬治療→甲状腺ホルモンを抑制

アイソトープ治療→甲状腺を小さくする

③手術→甲状腺を取る

 

ここで、ある疑問が出てきました。

 

甲状腺ホルモンも甲状腺も、本来健康な人間にあるべきもの。

甲状腺ホルモンを無理に減らしたり、甲状腺を小さくしたり、なくしたりしたら、甲状腺機能低下症や、他にも不都合が出てくるのではないだろうか

 

そもそも、健康な人間にはほぼなくて、甲状腺機能を亢進させる元凶である

抗TSHレセプター抗体(TRAb) は、①②③の治療をしても、減らないんじゃない!?これっていいのだろうか。。

 

甲状腺を一度小さくしたり取ってしまったら、もう元には戻らないのです。

もちろん、命に関わる状況なら、それを選択する事がベストだと思います。

実際にメルカゾールの副作用が急激に出て、白血球が減少し、命の危険があり、即アイソトープや手術となったバセドウ病の方もおられます。

命に変えられるものはありません。

 

そう。どうせ薬を手放せないなら、手術はやんわり避けて、メルカゾールをずっと飲んでればいいやという安易な私の考えは、その方の副作用の話で簡単に崩れ去る事となったのです。