ここまで、3つのバセドウ病治療法をお伝えしてきました。 ①投薬治療→甲状腺ホルモンを抑制 ②アイソトープ治療→甲状腺を小さくする ③手術→甲状腺を取る ここで、ある疑問が出てきました。 甲状腺ホルモンも甲状腺も、本来健康な人間にあるべきもの。 甲状腺ホ…

バセドウ病治療3つめは手術のおはなし。 ③手術 部分切除と全摘出がありますが、部分切除で再発の可能性があり、またアイソトープ治療で甲状腺を小さくする（残す）事はできるので、最近は全摘出がほとんどのようです。 注意点としては、甲状腺を全て取ってし…

バセドウ病治療の続きー 副作用や甲状腺が腫れすぎている、症状が劇的など何らかの理由でお薬が使えない場合 アイソトープ治療や手術が提案されます。 ②アイソトープ（放射性ヨウ素内用療法） 甲状腺の特徴として、甲状腺ホルモンの材料であるヨウ素を食物な…

バセドウ病治療方法は、私の知る限り大きく3つに別れます。 ①投薬治療 ・抗甲状腺薬（メルカゾール・チウラジール/プロパジール） 甲状腺ホルモンを抑える働きがあります。 TRabによって甲状腺が刺激され、過剰にでた甲状腺ホルモンを抑制する事で、司令塔の…

甲状腺専門病院に通院しだすも、私の治療をサボる癖はなかなか抜けずにいました。 そんな中、何度か担当医に懸念事項を説明される事がありました。 私の場合、発症に気づくのが遅く、鎖骨が見えなくなるまで甲状腺が腫れていました。 薬の力もあり、鎖骨は見…

甲状腺専門医で治療を再開した私。 やはりメルカゾールとの相性はよく、ちゃんと飲めばちゃんと数値に反映されると担当医からも話がありました。 薬さえ飲んでいれば、問題ない病気。つい最近まで、私の中でバセドウ病はそんな存在でした。 お薬との相性は、…

新生活を始めた私ですが、当時のスケジュールは 平日は9時～17時で仕事をし、18時～21時半まで授業を受け、22時過ぎに帰宅し、夕飯とお風呂を済ませ、1時に就寝。土曜は夕方から授業というものでした。 学生なので、試験前は徹夜なんて事もありました。 今考…

何度も通院をサボっては、甲状腺ホルモン上昇させ、メルカゾールの数が増える。 そんな事を繰り返している中で、私は実家を出ることになります。 ダンス好きが高じて、解剖生理学に興味が出た私は医療系の専門学校の夜間部に入学し、昼間は会社員、夜は専門…

処方されたメルカゾールと私の相性はよく、3ヶ月程で甲状腺ホルモンは正常範囲に。 手の震えは収まり、食欲もやや食べ過ぎくらいに落ち着いてきました。 相変わらず私はダンスや遊びに夢中で。 お金もなければ時間もない。 症状が安定してくるにつれて、通院…

近所の病院で、バセドウ病と診断された私は、当時住んでいた実家から自転車で45分程行った所にある、地元で一番大きな病院に通うことになりました。 紹介状を持って行った初診の日は、問診→血液検査→エコー検査を行った気がします。 大きな病院でしたが、や…

バセドウ病と診断された私ですが、先生からこんな事を聞かれていました。 ・手が震える事はないか 遡ること数ヶ月前、私は新オープンのカフェのホールスタッフとして働き始めたのですが、食事を運ぶ事ができなくて、向いてないとやめた事がありました。 お盆…

先生から渡された診断名は 「甲状腺機能亢進症・バセドウ病」 全く初めて聞く病名に、何も感じられなかったように思います。 そして、続く先生の説明は 「うちでは治療できないから〇〇病院に行ってね」 えっ、そうなんだ！？ 〇〇病院は、当時住んでいた実…

首までぽっちゃりしてしまった私に、受診を勧めてくれた友人。 でも。何科に行けばいいのか。。 首というか喉のところが腫れているからと、初めに行ったのは耳鼻咽頭科。 ところが、診察開始早々、「うちでは見れないので内科に行ってね」と、 結局治療され…

私がバセドウ病を発症したのは、21歳の時でした。 当時、高校卒業し、世界を旅し、日本に戻ってきてからは、ダンスの舞台とアルバイトに明け暮れる日々。とっても充実していました。 世界を旅したのは三ヶ月でしたが、美味しいものと不規則な生活のおかげで…

現在、私は3ヶ月に一度、甲状腺専門病院に通院しています。 メルカゾールは、一日3錠服用。 甲状腺ホルモンは、お薬によって正常値。 TSHは、0.01TRAbは、27.8 ※2019年4月時点 甲状腺は腫れています。（病気を知らない人が見てもわかるくらい） 発症当時から…