バセドウ病③症状
バセドウ病について、いち患者の個人的な見解を書いてみます。
前回、バセドウ病になると
「TSHレセプター抗体(TRAb)」増加により甲状腺が刺激され
「甲状腺ホルモン(T3、T4)」増加。血中の甲状腺ホルモンが増加している為、
「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」減少。司令塔は出る幕がなくなる。
というお話をしました。
では、実際どんな症状があるのかというと
甲状腺ホルモンのお仕事が過剰になるという事なので
①新陳代謝を促進
脂肪や糖分をどんどん燃やしエネルギーに変え、身体の熱を作っている¥く
・いくら食べても空腹、太らない、または痩せていく
・体温が高い
・汗かき
②交感神経を刺激する
身体をアクティブにする(興奮状態になる)
・脈が早くなる。
・動悸、息切れ
・手が震える
・疲れやすい
③胎児や小児の成長や発達を促す
小児で発症すると、上記の他、運動能力の低下などが見られる。
④外見の変化
・甲状腺腫大による首の腫れ
・眼球突出
・顔がきつくなる
ほんの一部ですが、私が感じた症状を中心に書いてみました。
もちろん、上記以外にも症状が出ることもありますし、バセドウ病だからといって、全ての症状が出るとも限りません。
少しでも違和感を感じたら、病院にかかられる事をおすすめします。