甲状腺と私

甲状腺の病気・バセドウ病を発症して15年。身体と心の治療日記を綴っていきます。

バセドウ病③症状

バセドウ病について、いち患者の個人的な見解を書いてみます。

 

前回、バセドウ病になると

「TSHレセプター抗体(TRAb)」増加により甲状腺が刺激され

甲状腺ホルモン(T3、T4)」増加。血中の甲状腺ホルモンが増加している為、

甲状腺刺激ホルモン(TSH)」減少。司令塔は出る幕がなくなる。

というお話をしました。

 

では、実際どんな症状があるのかというと

甲状腺ホルモンのお仕事が過剰になるという事なので

①新陳代謝を促進

脂肪や糖分をどんどん燃やしエネルギーに変え、身体の熱を作っている¥く

・いくら食べても空腹、太らない、または痩せていく

・体温が高い

・汗かき

②交感神経を刺激する

身体をアクティブにする(興奮状態になる)

・脈が早くなる。

・動悸、息切れ

・手が震える

・疲れやすい

③胎児や小児の成長や発達を促す

小児で発症すると、上記の他、運動能力の低下などが見られる。

④外見の変化

甲状腺腫大による首の腫れ

・眼球突出

・顔がきつくなる

 

ほんの一部ですが、私が感じた症状を中心に書いてみました。

もちろん、上記以外にも症状が出ることもありますし、バセドウ病だからといって、全ての症状が出るとも限りません。

少しでも違和感を感じたら、病院にかかられる事をおすすめします。